理事長メッセージ
認定特定非営利活動法人パンダハウスを育てる会
理事長 山本 佳子
パンダハウスの設立から20年を迎える今年、多くの方々のご支援により増築の夢を叶えることができ、望外の喜びです。
増改築を決めて総会で決意表明してから4年半、多くの方々にご支援をいただきました。本当に、ありがとうございました。
子どもの闘病を経験したお母さん方の切なる思いであるこのハウスの必要性について、これほどまでに多くの方々に共感していただけたことについて、驚きと共に、本当にありがたく嬉しく感じています。
子どもの病気はまるで事故や災害のように思いもかけずやってきて、闘病生活への変換を余儀なくされます。入院などによって、日常生活が崩れる時、わずかな時間でも元のあたりまえの生活が取り戻していただくことが、ハウスの意義と思っております。
増築前は、家も20年を迎え震災の痛手もあり不具合いも出る中、利用率は100%を超え、お断りすることも多くなっていました。医療の進化と共に治癒率は向上しますが、厳しく長期にわたる治療も多くなります。でも、これからは、県外から来る方々や長期にご利用になる方々のお役にも立てるようになります。
パンダハウスは、ここからが、またスタートと思っております。
会員や皆様の熱い想いを、確実に闘病中のご家族に届けられるよう、誠意努力してまいりたいと思います。
闘病中の子どもとご家族のため、 今後ともご支援ご協力の程、何とぞよろしくお願いいたします。